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経営を考えるうえでの必須の3+1要素②

いつの時代も、温故知新と申したものであり、時代は新しくなったとしても、

経営のあり方は、昔の賢人からの考えと相違ない。

その知識から、新しきを学ぶことが必要であると感じます。

 

では、前回に引き続き紹介していきたいと思います。

今回は、④〜⑤を紹介致します。

 

①1900〜20年代 製造イノベーション

②1910〜60年代 組織論

③1930〜70年代 組織論・カーネギー学派

④1920〜30年代 人間関係論

⑤1950〜60年代 行動科学

⑥1960〜80年代 分析的戦略論

⑦1950〜80年代 企業文化論

⑧1990年代   創造性理論

⑨1900年代   経営理念研究

 

④1920〜30年代 人間関係論 

経営を「製造イノベーション」や「意志決定の方法」といった官僚主義な切り口ではなく、会社における「人間関係」から分析するという理論。メイヨーらが行ったホーソン実験から始まった、一種の行動科学。

 

ホーソン実験の研究』

ホーソン実験の研究

ホーソン実験の研究

 

メイヨーなどの学者が4万人の従業員を擁する大企業、米シカゴのウエスタン・エレクトリックにおいて、1920〜30年代に数年間にわたって行ったホーメン実験の詳細をまとめた書。

 

『勤労意欲の科学』

勤労意欲の科学―活力と生産性の高い職場の実現

勤労意欲の科学―活力と生産性の高い職場の実現

 

産業革命からテイラーの『科学的管理法』の流れを受け、メイヨーとともにホーソン実験の中核を担ったレスリスバーガーの研究書の要点などがまとめられている。職場に適用しやすいリーダーシップのあり方なども記述。

 

⑤1950〜60年代 行動科学

それまでは「経営者はいかに労働者を効率的に管理し、生産性を高めるか」という議論が経営学の中心だったが、ここにてき「労働者の自己実現欲求を刺激することが、自発的な労働意欲の高まりにつながる」と考えらるように。この基礎を築いたのは、パートナやマズローだった。

 

『人間性の心理学』

人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ

人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ

 

 「人間は、自らの可能性を最大限に開発し、自己実現させることによって、どこまで健康でありうるか」を科学的に追求した書。「欲求間には一種の優先序列の階層が存在する」ことを指摘した。

 

『企業の人間的側面』

企業の人間的側面―統合と自己統制による経営

企業の人間的側面―統合と自己統制による経営

 

旧来の経営者と労働者の関係性を「X理論」、それに対して新しい関係性を「Y理論」とし、労働者の社会的欲求や自己実現欲求を刺激すれば自ら生産性を高めて働く」と述べた。 

 

⑥1960〜80年代 分析的戦略論 

1960年代の技術革新とグローバル経済を背景に、環境の変化に対応する方法を問う経営戦略論が登場した。経営手法の領域をチャンドラーやアンゾフが、マーケティング領域をコトラーやポーターが研究した。

 

『アンゾフ戦略経営論』

<新装版>アンゾフ戦略経営論〔新訳〕

<新装版>アンゾフ戦略経営論〔新訳〕

 

経営戦略を、ポートフォリオ戦略と競争戦略によって語り、ポートフォリオ戦略の発展形態として、ボストンコンサルティンググループの「ポートフォリオマトリックス」を紹介している。

 

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』 

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

 

 マーケティングを「交換過程を通して、ニーズ(必要性)とウォンツ(欲求)を満たすことを意図する人間の活動」とし、理論と実践を解説。

 

『新訂 競争の戦略』

競争の戦略

競争の戦略

 

 豊富なマーケティング戦略事例を紹介。業界に作用する競争要因を5つ、それに対処する基本戦略を3つ挙げている。ライフ・サイクルを中心に、業界環境を5つに分類し、タイプ別の競争戦略を提示している。

 

次回に続く。